体調不良と才能

体調不良コラム

作家、ミュージシャンなどアーティストといわれる人たちといえば、なんとなく不健康なイメージがないでしょうか?

例えば、27歳で自殺したニルヴァーナのカート・コバーンは、慢性的な胃痛と腰痛を抱えていたといいます。
直接的には精神的に追い詰められていたのでしょうが、この体調不良もまったくの無関係だとは思えません。

体調がすぐれないときというのは、神経が過敏になります。
ちょっとした物音が気に障りますし、ちょっとした他人の言葉遣いに傷つくこともあります。
僕自身が体験したところによれば、一時期パニック障害を患っていた時は、ただ単に音楽を聴くだけで気が狂いそうになるほど情緒不安に襲われたこともありました。

そうしたある意味で繊細な感性が、時に創作にとっていい方向に働くということはあるんでしょう。
少なくとも活発で社交的なタイプが部屋にこもって独り打ち込むような創作活動に向いているとは思えません。

ただ一方で、本当に体調が悪く心が沈んでいる時は何かに打ち込むなんて気すらなくなります。
なので、何かを生み出す適度に不健康で適度に健康というのがいいんだと思います。

また、体調不良の人は仕事の上でも能力を発揮できる可能性があります。
いわゆる「優秀な怠け者」になりえます。
鬱気質のネガティブ思考は分析力に優れます。
できるだけ楽して目的を達成しようとするので、そのために最も合理的な手段を選び生み出すことができます。

別に体調が良くなったからと言って別人になるわけではありません。
このブログの目的も、かつての自分がそうだったように、無気力で何もすることができない状態を抜け出すための方法をご紹介しています。

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